AI技術で病変を事前にキャッチする
当院では歯の定期検診の際にはバイトウィングというデンタルエックス線撮影を行います。
バイトウィングで撮影した画像は、歯と歯の間(隣接面)のう蝕を確認したり、軽度歯周炎の診断に役立てたりします。また、詰め物・被せ物(補綴物)の欠陥も早期発見できますので、欠損の初期段階で治療に進むことができます。
バイトウィングで撮影した画像はAIで分析され、う蝕(虫歯)などの病巣を探知します。AI診断では、う蝕(虫歯)の種別、位置、サイズ、確信度などが以下のように、色分けで表示されますので、肉眼では見つけにくい異常の早期発見、早期治療に大きく役立ちます。
バイトウィングの撮影方法
バイトウィング撮影法は小臼歯から大臼歯の頬側の真横から水平に撮影します。
上下顎臼歯部の歯冠部分が写し出されるため、歯冠や歯槽骨辺縁の状態をより正確に診断するのに適しています。
撮影方法は、エックス線照射側にウイングのついたフィルムを舌側に垂直に立て、そのウイングを上下の臼歯で咬み合わせた状態でエックス線を真横から水平に照射します。
AI診断のメリット
◉速やかな臨床診断
◉肉眼では見つけにくい潜在的な病変を早期発見
◉患者様の歯の健康につながるアドバイスを提供
◉適切な治療計画に役立てる